クドわふたーどっとこむ

夏休みに入っているのに何故かリトルバスターズの面々はみんないるし、ペットボトルロケットの大会もメンバー内の称号を賭けた物に変更されていたりするものの、クドわふにある程度沿ったシナリオ展開をしていくなぁ～なんて思ってたら。

え、鎖？


そうです、いきなり「リトバスのクドルート」になるんですよね。
あのですね、私らは「クドわふたー」に出資したんですよ。クラファンのページにも書いてあるじゃないですか。

水道事故の原因は改変されてるし、何より修学旅行無事に終わってないじゃないですかやだー！！！

それでクドルートとの折衷シナリオにするなら何で椎菜を登場させたんでしょう？これが一番の蛇足な気がします。
リトバス本編のループ空間の中の話の筈なのにどっから湧いて出たんだ？感がすごいです。
氷室さんはクドとの繋がり的にまぁギリセーフかな？って気はしますが、椎菜は本当に謎。
椎菜との会話でクドがここがループ空間であることを思い出すためのトリガーにしかなってないんですよね。・・・その為だけの登場？
まして初を背景映り込みだけのキャラに追いやって・・・当初のキービジュアルだとがっつり写ってるのに、ですよ。

・・・有月姉妹の件はこの程度にして



何より残念なのは、ループ空間を自覚した後のクドが半ばヤンデレキャラのような描写をされていた事。
そんなつもりはないのかも知れないけれど、あの2人だけになった空間で楽しげに料理するクドはちょっと見てられなかった・・・

そして、そんな風にクドわふたーのシナリオから外れてリトバス時空のシナリオを展開しておきながら、途中にちょいちょい挟まるクドアフターシナリオのイメージ。
風船を飛ばすシーン、一人丘の上でアンテナを張って通信を待つシーン・・・いやまぁ元々のキービジュアルにも使われた所ですけど、そこに繋がるシナリオ展開をしないのに差し込まなくても良かったんじゃないですかね。

元々が「20分のOVA」からスタートして、「30分OVA＋新曲」、最後は「40分劇場版」となり、実際には上映時間51分の作品に仕上がった訳ですが、伸びるごとにそういうシーンを追加していったんでしょうか。
それぐらいの蛇足感があちこちにある作品になりましたね・・・。


と言う事で、私としてはコミック版準拠でアフター手前までの1週目ルートだけをやるか、アフター込みのゲーム版完全準拠のシナリオ の、どっちかだったらまだ良かったのになぁ、と思うのでした。


まぁそんなこんな言ってもですよ、始まった瞬間「Adagio for Summer Wind」流れてきてもう泣いてたんですが。